6月4日、5日に代々木第一体育館にて第70回全日本体操種目別選手権が開催されました。この大会は、リオ五輪日本代表の最終選考を兼ねた大会で、会場はオリンピックと同じ様に床面を上げたポディウムが設置され、メディアの取材など国内競技会の中でも最高に盛り上がる試合となりました。種目別の日本一を決める大会でもあり、通常の個人総合の試合では見ることのないスペシャリストが予選や、審査をクリアし、各種目役24名が、決勝大会の予選に出場できます。そして、そこらから勝ち抜いた上位8名が、決勝競技へとコマをすすめることが出来ます。
武庫川女子大学からは上田幸美さん(平均台) 、金田明里さん(段違い平行棒)、本田美波さん(段違い平行棒、平均台、ゆか)が出場しました。
「いつも通り」を心掛け、自分の演技に集中しましたが、想定以上の緊張感があり、ミスが出てしまいました。本田選手はわずか0.1の差で決勝に残る事ができず、 本学から出場した3選手は、ともに決勝に残る8位に入ることが出来ませんでしたが、この舞台で演技できたことは素晴らしい経験となりました。また、周りにはオリンピック選手や、ナショナル選手がいて、アップの仕方や、演技を見ることができ、とても勉強になりました。
今大会の結果から、すでに決まっている3名の候補選手に加え、新たに4名のオリンピック日本代表候補が選出され、7名すべてが決定しました。われわれ日本人の代表です。その中には、大学生が3名います。同じ大学生として誇らしく思うと同時に、自分たちももっともっと頑張らないと!と感じでいます。代表選手の皆さまには、是非ともブラジルの地で日本旋風を吹かしてきてもらいたいです。
さて、8月には 全日本インカレが福井県鯖江市で開催されます。武庫川女子大学からは団体6名、個人3名の計9名の選手が出場します。自分達ができる最高の演技をして、日本一になれるように 日々練習に励んでいます。挑戦する心を忘れずにDスコアを上げ、着地の一歩や肘、膝の曲がりなど細かい部分まで意識をし、Eスコアを上げる練習をしています。
皆様、応援よろしくお願いします。
試合結果はこちら↓
http://www.jpn-gym.or.jp/artistic/%E7%AC%AC70%E5%9B%9E%E5%85%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BD%93%E6%93%8D%E7%A8%AE%E7%9B%AE%E5%88%A5%E9%81%B8%E6%89%8B%E6%A8%A9%E5%A4%A7%E4%BC%9A