2017年1月5日木曜日

第70回全日本体操競技団体選手権大会

11日から13日に第70回全日本体操競技団体選手権大会が国立代々木第一体育館にて開催されました。
武庫川女子大学からは団体で6名の選手が出場し、結果は10位でした。
この試合は、6人中3人が演技しその3人の合計得点で競うため、失敗が許されない試合です。また、オリンピック、世界選手権と同じポディウムの演技台が組まれていたので選手の目線が観客席と同じ高さになり、いつもと雰囲気が違い緊張感がありました。
試合直前、現地入りしてから体調不良者が続出し、会場練習に参加できない選手もいました。また、選手全員が揃うのが試合当日だけとなってしまい、チーム力に不安を抱えて試合を迎えました。
試合は、開始種目の段違い平行棒、そして平均台と前半2種目で、落下や着地で手をつく失敗が続き、3種目目のゆかではラインオーバーや難度が下がる失敗がありました。最終種目の跳馬は、全員が完璧な演技をし高得点が出ました。
今回の試合では、体調面でも体操面でも調整不足だったと感じさせられる試合となりました。いつも通りの練習、いつも通りの試合を目指している中、ちょっとした気の緩みや油断が体調不良や集中力の低下を生み出してしまったのではないかと思う。大きな反省である。
また、世界レベルの男子の試合は、0.1以下で勝敗が分かれました。高難度の技をしているにもかかわらず、失敗しないのは当たり前で、0.1を確実に拾いに行く意識の高さを感じさせられました。
この経験を活かし、この冬は技術を更に進化させる為に、体調管理をしっかりして、毎日質の高い練習に取り組もうと思います。

皆さま、応援よろしくお願いいたします。

試合結果はこちら↓
http://www.jpn-gym.or.jp/artistic/%E7%AC%AC70%E5%85%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BD%93%E6%93%8D%E7%AB%B6%E6%8A%80%E5%9B%A3%E4%BD%93%E9%81%B8%E6%89%8B%E6%A8%A9%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E3%81%BB%E3%81%8B